こんばんは。
「電子書籍を自分の力で制作出版してみよう!」
・・・これを推奨している人です。
全部、外注さんに依頼した書籍の方が
表紙もキレイだし
文章も整っていて読みやすい。
こっちの方が売れるのでは?
自分の【いかにも素人】な雰囲気の書籍よりも稼げそう。
こんな風に思う人って多いと思います。
確かにそうですね。
人の目をひいたり興味をひく、美しくインパクトのある表紙。
最後まで読むのが心地良い、全体が整った文章。
本当に外注さんって、すごいです。
デザインの制作スキルや、ライティングスキルで
稼いでいるプロの作るものって
本当にすごい。
そして
カッコいいですよね!
そんな頼もしい外注さん。
依頼をして
自分の書籍を売れる書籍にして稼ぎたい。
そんな気持ちになりませんか?
でもしかしですね!
実は
電子書籍のその先に夢や目標を持っている人には
オススメできない理由があるんです。
- 何年経ったら黒字になるんだコレ・・・
- 72冊以上販売しないと、モトがとれない・・・!
- 残念ですが、だいぶムリがあると思います。
- 72冊までは、外注さんのために販売している73冊からが、やっと自分のお財布に入れることができる
- せっかく無料で出版できる環境がある。それなのに、わざわざ赤字状態にして始める
- 1ページ読んでもらうだけで収入になる。黒字でスタートする。
何年経ったら黒字になるんだコレ・・・
外注依頼をすると、当然費用が発生します。
たとえばそれが1冊出版するのに5万円かかるとします。
(外注費用はピンキリです。とりあえずの設定。ご了承を。)
そして、kindle本を販売する価格を
ロイヤリティオプション70%の希望小売価格の枠内で
¥1,000とします。
厳密にすると微妙にもう少し減るかもしれないけど
今回は自分に振り込まれるお金をザックリ
1冊あたり¥700として考えてみます。
(Amazonの希望小売価格の要件はコチラ)
(ちなみに私が出版している書籍は
今はkindle Unlimitedで読み放題。ヨロシクね!笑)
さて、
出版した書籍の収入で、初期費用として使った5万円
この分を稼ぐとしたら
一体何冊販売すれば良いのか。。
72冊以上販売しないと、モトがとれない・・・!
無名で実績もない、ナゾの人の初めての書籍が
この冊数を販売することが可能なのか・・・
ここは各個人の才能やセンス、戦略、運もあると思うので、ハッキリとは言えないけど
私の短く狭い経験則で言わせてもらうと
残念ですが、だいぶムリがあると思います。
ただし、素晴らしいデザインのそれっぽい表紙や
読みやすく整っているそれっぽい文章
という、外注パワーをフル活用すると、もしかしたら可能なのかもしれませんが、
72冊までは、外注さんのために販売している
73冊からが、やっと自分のお財布に入れることができる
このように考えてみると
これから電子書籍を出版することから始めて
その先に収入を得る夢と目標を持っている人には
私はオススメできないのです。
逆に、書籍出版に収入という目的を持っていない人にはオススメです。
せっかく無料で出版できる環境がある。
それなのに、わざわざ赤字状態にして始める
これって、何だか損な気がしませんか?
「面倒だし、自信ないから、外注さんにイロイロやってもらおう」
それも選択肢のひとつとして持っておくと、いつか役立つかもしれません。
でもまずは、
1ページ読んでもらうだけで収入になる。
黒字でスタートする。
そこから始めてみる方が、健全だと思います。
毎日のレポートを見る時にワクワクしたり、とても楽しいですよ。
夢も膨らみますネ!