こんにちは。
「大切なビジネスに、電子書籍を活用してもっと稼ぎたーい!」
という人を応援している、あっこです。
「ペーパーバックを出版したいけど、いろいろ難しくて困りみーーー!」
という人も、もちろん応援しています。
電子書籍を既に出版している人は、既存の原稿をペーパーバック仕様に編集して出版ができるため、
文章から作るといった、全くのゼロからのスタートの人よりも、だいぶラクチンに早く、出版することが可能です。
しかし、
その編集作業では、「背表紙もあるカバーの編集」を始め、今までの電子書籍にはなかった、未知の難関が、いくつか待ち受けています。
今まで、ポンポンと電子書籍を出版してきたベテランだからこそ、その積み重ねてきた経験で身についた習慣や、マイルールが、逆に足かせとなり、ペーパーバック出版を困難にしてしまう事柄も起こり得るのです。
その中のひとつ
「ページ数の制限」について。
出版作業で悩んだり、立ち止まっている人や、
これから制作したい人の参考の1つになることがあれば嬉しいです。
- ペーパーバックにはページ数の下限と上限も定められている
- ベストなページ数は?
- 110ページ!(1,000円の場合)
- 解決方法①書籍そのものに工夫を加える
- 解決方法②数冊をまとめて1冊に・1冊を分けて複数冊に
- 調整能力の高さが特化している人たちがいる
- 紙の本をつくる夢をかなえて欲しい
ペーパーバックにはページ数の下限と上限も定められている
以前、AmazonのKindle本の新しい販売方法「ペーパーバック」について記事を投稿しました。
その中でお伝えした、「ペーパーバックの印刷コスト」のページで確認することができます。
Amazon.co.jpでは、4つのカテゴリーごとに、ページ数と固定費・追加費用が定められています。
ベストなページ数は?
何パターンかAmazonの計算機で試算してみました。
例:黒インク・定価1,000円の場合
Amazon計算機、すごく面白いですネ。
いろいろ試算したくなります♪
なんて、
ノンキなことばかり言ってはいられません。
受注の度に必要な分を印刷するため、
やむを得ないのかもしれませんが、
印刷代が想像よりも高くて、私は驚きました。
恐ろしいですネ。
それと、
私の解釈と計算(正式にはAmazon計算機に数字を入力しただけw)が正しければ、
・定価1,000円の場合は110ページが一番ロイヤリティが高い。
・214ページ以上の定価は、1,000円以上にしないといけない。
ということがわかりました。
ペーパーバック出版をする予定のない出版者には、問題にもならないことでもありますが、
「ペーパーバック出版をしたい!」
と思う出版者にとっては、この定価とページ数の関係は、
しっかりと慎重に考えてから決定すべきことでもあります。
赤字にならないとは言え、
「100冊売れて、ロイヤリティ総額100円」
なんて、ツラすぎますよネ。
110ページ!(1,000円の場合)
110ページにするのには、困難に思える電子書籍も多く見受けられます。
ちなみに、私がペーパーバックにしたい書籍は、そのままだとペラペラすぎて、それ以前の条件を満たしておらず、ダメでした。泣
「必要な情報だけを、短時間で読みたい読者のために、
コンパクトで簡単に読み切れる書籍」
これをモットーに、長く書籍を出版している人にとっては、
今までのスタイルがあるため、理想のページ数とは大きな差が生じてしまうものも。
どうすれば良いのでしょうか?
解決方法①書籍そのものに工夫を加える
段落・行間・改行・文字の大きさなどを工夫したり、
挿絵を増やしたり減らしたりして、
書籍そのものに工夫をしてベストを目指します。
「あとちょっと!」
という時には、有効ですネ。
解決方法②数冊をまとめて1冊に・1冊を分けて複数冊に
まとめるのは、関連性のある種類の書籍に限り有効ではありますが、
何冊かの書籍を、総集編的にまとめて新たな書籍を制作する。
ページ数過多の書籍は、シリーズものにしたりして、複数冊に分けて調整を。
「微調整では絶対ムリです!」
という電子書籍には良い方法ですネ。
調整能力の高さが特化している人たちがいる
私は、このページ数のことや、書籍自体の調整のことを考えていたら、
あることに気づきました。
それは、
これが超得意な人たちがいる
ということです。
その人たちとは、
特化ブログのブロガーさん
です。
・文字数が安定しているから、ページ数が想定しやすい。
・挿絵にする画像を既にたくさん持っている。
・特化型だから、投稿記事の内容が関連しているため、
書籍自体が不自然にならず、まとまる。
すぐに電子書籍化できそうですね。
むしろ、
電子書籍にしてほしい!
と思うブログがいっぱいあります。
そんなブログをコツコツ頑張っているブロガーさんにも、
是非チャレンジしてもらいたいですネ!
紙の本をつくる夢をかなえて欲しい
今回はペーパーバックのページ数に注目してみました。
「紙の本を出版したい」
という夢を持つ人の参考になったら嬉しいです。
私もつくりたいから、
そのままではダメだったアレを、編集しようと思っています。笑
読んでいただき、ありがとうございました。
ではまた。
あっこでした。