今週のお題「冬のスポーツ」
副業ブログにピッタリ!
そんな電子書籍の制作出版を応援している、あっこです。
今回、初めて「今週のお題」に参加させてもらいます。
スノボは、落下するスポーツです。(スキーもネ!)
冬季オリンピックの年には、いつもよりも、冬のスポーツをテレビでたくさん観ることができて楽しいですネ!
相当マニアックな種目も、知ることができますネ。
その中のスノーボードについて、
「楽しみ方が増えるかも♪」
というお話です。
落下するためのスポーツ?
私は、スノーボードを長年楽しんでいます。
インストラクターや、ジュニア競技チームのコーチをしてきました。
スキーは小学生の時から、競技に出場していました。
大人になって、スキー場のパトロールのお仕事に就ていたこともあります。
そんな私が経験して学んできたことの中に、これがあります。
「落下するスポーツ」。
当たり前のことではありますが、これを考えながら映像を観ると、また少しちがう楽しみ方も、できるかもしれませんヨ。
カンタンな原理
スノーボードは、傾斜地に立つと、スノーボードが坂の下の方に滑る。
という、実はシンプルに考えると、とても単純なスポーツですネ。
このスノーボード。
歴史を知ると、このシンプルさの由来がわかります。
スノーボードの歴史
もともと、雪山で荷物を運んだり移動するのに、小さな人間の足では、そこに圧力が集中してしまい、雪の中に深く埋もれてしまい、一歩一歩がとても大変でした。
そこから、スノーシュー・かんじきなど、圧力を分散させて浮力をつけ、雪の中に埋まらず快適に歩けるための、様々なアイテムが開発されてきました。
大きな荷物も、ソリに乗せて滑らせると、運搬がとても楽になります。
そこから、人間も下り坂で浮力を持ち、もっと快適に下山できる方法も進化していきました。
そして更に、「滑る」ということに楽しさを発見した人たちの文化も進みます。
「スナーファー」と呼ばれる、板に紐をつけたものや、「スキーボード」という、スケボーのウィール類を外したもの、こういったものが今のスノーボードのルーツと言われています。
下山するためのアイテムの進化発展
スノーボードの始まりは、これだったんですね。
その「快適に下山するための便利アイテム」
からの
「楽しく滑るアイテム」への進化。
運搬用のソリとはちがい、人が乗って使用するのには下山が条件となります。
そして、下山するためのアイテムから、楽しむためのアイテムへと発展したときに、「便利」という言葉は、「楽しい」に発展し、「下山」という言葉は、「滑る」に変化しています。
滑るために、のぼる理由。
こうして「滑るのを楽しむ」ことに発展して誕生したスノーボード。
そこから人々は、「滑る」のために、斜面の上方向に「ワザワザのぼる」ということを始めました。
スノーボードが「滑る」ためには、ある条件が必要です。
「滑る」=「落下」
アイススケートは平地でできるスポーツです。
カーリングもテレマークスキーも、平地で楽しむことができますネ。
しかし、スノーボードは、平地で楽しむことができません。
(平地でも楽しい人もいるかもしれませんが、「快適に滑りたい」の場合。)
そこには、平地とはちがう条件が必要です。
「傾斜がないと滑らない」
からです。
この「傾斜である」ことが前提必要である「滑る」は、「落下」という現象を利用して成り立っています。
イメージしづらい。でも落下。
空中で、軽やかでテクニカルなトリックをバンバンと繰り広げる、トップアスリートたちを観ていると、「落下」という言葉は、とても遠いもののように感じるかもしれません。
彼らも、スタートすると、ゴールまでは落下をし続けています。
雪面に立っているときも、空中にいるときも、常に落下しています。
その落下の中で、どれだけ素晴らしいトリックを見せているのか。
どれだけ素晴らしい落下をしているのか。
そんな風に言いかえても良い!
と、考えています。
まっすぐが一番ラクでカンタン。そして安全。
スノーボードは、人間が乗っていなくても、斜面に置くと自然に滑ります。
そして、左右に対しての影響がない斜面の場合は、自動的にまっすぐ滑りますよネ。
そのように、できています。
これが一番ラクでカンタンな滑り方であり、方向です。
「フォールライン」と言われています。
「滑る」ことが目的の場合には、この「まっすぐ」が、他方向からの影響を受けて転倒するリスクが一番低く、安全な滑り方でもあります。
複雑な落下の技術
トップアスリートは、日々技術を磨くために、すさまじいトレーニングや学び、努力、研究、分析と合わせて、マインドも鍛えたり、健康管理も徹底しています。
一番カンタンで安全な「まっすぐ」。
それとは逆に、落下の質や種類が複雑になればなるほど、ハイスピードになればなるほど、とても高いリスクを伴います。
彼らはいつも危険と隣り合わせです。
ビルの4階から飛び降りる
どれくらいのリスクかというと、ハーフパイプの競技に出場している選手たちは、これくらいの高さからの落下をしています。
ハーフパイプの一番底の部分から、トリックを決めている地点までの高さは、これぐらいになります。
普通の人が、ビルの4階から飛び降りたら、たぶん、というか、普通に絶対、大けがをしますよネ。
ハイレベルな落下
しかし、彼らは大けがをしません。
それは、ハイレベルな落下ができるからです。
もしもエアの後に、ハーフパイプの底の部分に直接着地したら、大けが間違いナシです。
彼らは、壁のようになっている斜面に着地して、そこから、スピードアップする落下をして、次のトリックへと向かいます。
空中じゃない所も見てネ~!
今回は、長々とウンチクを語りまくってしまいました。
ゴメンナサイ。笑
ただ、彼らの素晴らしい技術は、空中だけではなく、雪面にいるときの技術もスゴい!
これを着眼点に観戦してみるのも楽しいし!
スノーボードを実際がんばっている人には、ケガをしないで上手くなるために、是非とも注目して欲しい!
ここ見ると、マジで絶対! 上手くなるヨ!!
と、思うのです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
ではまた!
あっこでした。