パソコンが苦手な初心者さんでも大丈夫♬
電子書籍の制作出版を優しく応援している人、あっこです。
今日は、
「電子書籍って言われてもサ・・・。
もうすでに○○○○じゃん・・・。」
と、
思われがちな
始める以前に、ヤル気にもなれない理由ひとつ
「書籍にしてみたいことって、すでに世の中にいっぱいあるよネ。」
これについて。
「同じ内容でも全部ちがうから大丈夫!」
というお話です。
- 同じ事柄でも、著者の立場や環境で見解や発信内容が異なる
- それぞれの発信は、まるで違う方向に向かって行く。
- でも、似てる本、いっぱいあるよネ・・・
- 寄せているつもりじゃないのに、よくある感じに寄って行く。
- 「アナタのために作っています」
あなたの電子書籍の著者は、あなたしかなれない。
だから、同じものは存在しない。
全部ちがう電子書籍になる。大丈夫です。
少し違和感を覚える言葉に思うかもしれません。
でも、
電子書籍は、内容の概要、あらすじは同じだとしても、違うものになります。
つまり、同じなのに違うのです。
どういうことなのでしょうか?
同じ事柄でも、著者の立場や環境で見解や発信内容が異なる
【ある日、Aさん、Bさん、Cさんの3人が一緒に日帰り登山に行きました。】
という事例で考えてみます。
その日の夜に3人が書いた日記は、こんな内容。
Aさんの日記
「初心者でもチャレンジしやすい山を選んで、仲間と一緒に登山をした。
物足りなさも正直あるけど、ゆったりとしたペースで仲間と登るのも楽しいもんだね。」
・・・Aさんは登山が大好きで、全国の有名な山をいろいろと登っている超ベテラン。
Bさんの日記
「今日は登山に初挑戦できた。興味があったから声をかけてもらって嬉しかった。
登山って楽しい!今度ショップに登山に必要なアイテムを見に行こう。」
・・・登山に興味を持っていたBさん。
Cさんの日記
「今日は行きたくなかったけど、断れなかった。
やはりすごく辛くて後悔した。
断る勇気が持てない自分の精神面をもっと鍛えよう。
そして次こそは、絶対断る強い心の持ち主になってやろう。」
・・・Cさんは行きたくなかったようです。
このように、
同じ時間と同じ場所を共有して、同じ体験をしても、
一つの事柄から
その人の、立場や、好きなこと、性格、解釈、大切にしているもの、
などなどの様々な要因から、
全く異なる見解となり、発信内容も全く違うものになります。
発展して、この3人が今回の登山の経験をもとに、
電子書籍を作るとしたら
どんなタイトルになると思いますか?
「『また行きたい!』家族にリクエストされる、山の楽しい歩き方」
「これさえあれば大丈夫!登山に必要なギアと予備知識」
「自分をもっと好きになる。心を鍛えるトレーニング方法」
(・・・センスがなくて、ちょっとアレですが、あくまで例です。笑
良かったら、イメトレとして、もっと良いヤツを考えてみてくださいネ!笑)
それぞれの発信は、まるで違う方向に向かって行く。
どんな人に
どんなことを伝えたいのか
どんな価値や未来を提供することができるのか
思い描くゴールは違うものになります。
書籍に込める思いが強ければ強いほど、どんどん違う方向に向かいます。
そして、その書籍に興味を持つ人も変わってきます。
このように、
ひとつの事柄からこんなに違う結果を招く大きな原因として
「著者の着眼点の相違」
これが起きているんですね。
でも、似てる本、いっぱいあるよネ・・・
そう思う人もいるかもしれません。
確かにありますよね。
それはなぜなのか。
その理由は、意外とカンタンかもしれません。
似ている書籍の著者が、みんな「人間自体がソックリさん」という訳ではなく、
前述した、
どんな人に
どんなことを伝えたいのか
どんな価値や未来を提供することができるのか
これを、どれだけ深く考え、電子書籍を作っているのか。
その思い入れの深さが、ソックリさんなのかもしれません。
特に、
どんな人に
ここが大切です。
広い範囲で大勢の人に読んでもらおうとすると、
絞り込みが甘くなり、
思い入れも、広い分だけ浅くなり、
フンワリ感のある、当たり障りのない電子書籍になります。
つまり、強烈には響かない電子書籍になります。
電子書籍をみんなに買ってほしい気持ちが強いと、
どうしても、このボンヤリ感が漂うものになりがちで、
結果、
寄せているつもりじゃないのに、よくある感じに寄って行く。
という結果を招くことに。
電子書籍を探している人が
似ている書籍軍団の中から選ぶものは
無名の著者のものではなく
有名作家のものを選ぶ確率の方が高いと言えます。
せっかく情報を届けたくて電子書籍を作ったのに
誰にも届かなくては
悲しすぎますよね。
どんな人に
本っっっ当に、これ大切です。
「アナタのために作っています」
この気持ちを強く持って取り組めば、
似ている書籍軍団の仲間入りはしません。
賛否はあるかもしれませんが、
八方美人ではなく、
私は、一途な電子書籍が大好きです。
こんな風に、
電子書籍に、どこまでも深く思いをこめて、
制作することができるのは、
電子書籍を自分で作り出す人
だけができる、とても幸福な特権でもあります。
この本、ご存じですか?
『リンゴかもしれない』著者:ヨシタケシンスケさん
私の大好きな本です。
この本では、
更に着眼点の発信元が「一人の人」に限定されていて、
ひとつのモノに対して一人の人からも、
多くの発想が生み出されることも学ばされます。
幸せな気持ちになる本です。
あなたの電子書籍を楽しみにしている人が、きっといますヨ♬