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あっこです。
ペーパーバックは「上」?「並」? どっち??
「上」「並」と言えば、寿司を思い浮かべる私ですが
今日は製本のお話です。
Amazonで出版できる紙の本、ペーパーバック。
これは上なのか並なのか、、、
並製本
外側の表紙(表・背・裏)に使用されている紙が、中身よりも厚みはあるものの、
しなやかに曲がるものが多く使用されている製本です。
マンガ本
文庫本
雑誌
などがこちらになりますね。
上製本と比較すると、コストを抑えて量産も可能。
スピーディーに良心的な価格の本を作りたい場合に最適です。
上製本
その側に使用されている紙が、もっと厚くて硬くて丈夫なタイプの製本です。
ちょっと良い感じの本
ちょっとお高めの本
などがこちらですね。
製本工程に手間がかかります。
素材も並製本よりもコストがかかるので、価格は並よりも高くなります。
しっかりとした作りになっているので、並製本よりも壊れにくく、
良い状態で長く読書を楽しむことができます。
ちなみに、上製本には、「角背」と「丸背」という加工方法があるそうです。
横から見た時に、背表紙が平たいものが「角背」と言われています。
「丸背」は、丸みがあってページがめくりやすく、本の内側(「ノド」と言うそうです)まで、しっかり開いて読みやすく、いっぱい読んでも本が傷みにくい加工が施されています。
ページ数の多い書籍などで、見かけることができます。
この「丸背」は、手加工の場合には熟練技が必要とのことで、上製本の中でも、より上質なものと言えますね。
・上製本
・熟練職人による手加工の丸背
・上質な材料を使用
これらの条件を満たした本は、「特上」と呼びたいですね^^
ペーパーバックは並製本
そんなワケで、ペーパーバックは並製本に分類されます。
オンデマンド出版につき、注文をしてからの製本となりますが、
私の住む地域では、千葉のAmazonフルフィルメントセンターから3日ぐらいで、届きます。
おどろきの速さです。
この合理的な製本方法を採用していることも、速さの理由のひとつなんですね。
ハードカバー
AmazonKDPでは、上製本のことを「ハードカバー」と表現しています。
残念なことに、日本のマーケットプレイスにおいては、今の所、個人出版することができません。
でも、選択可能なマーケットプレイスもあります。
いつか日本にもハードカバーも導入されるかもしれませんね。
「始めていく寿司屋では、まずは『並』から注文しないといけない」
というお話を聞いたことがあります。
今は「並」でAmazonの理解を深めつつ、
タマにほんのり「上」にも憧れたりするのも、楽しいですね^^
読んでいただき、ありがとうございました。
ではまた。
あっこでした。