電子書籍をブログに設置したいネ。
応援してます。
あっこです。
Kindle本のサンプルページの表示範囲は、著者が調整できる。
プラットフォームでは、両方とも『試し読み』というものがあり、
購入しなくても中身をチョッピリ読むことが可能です。
実はあの『試し読み』は、出版著者さん側で調整できるものがあります。
この『試し読み』のしくみを知っていると、
読者さんが有料で電子書籍を購入するときに、ちょっと得するかもしれません。
標準設定
電子書籍は、固定レイアウト型・リフロー型の両方が、10%です。
「ページ数」ではなく、書籍の内容に対しての「%」の表示となっています。
『固定レイアウト型』
読者さんが文字を好きな大きさに変えたりして読めないタイプの、レイアウトが固定されている書籍です。
ファッション誌や、絵本、図解の多い書籍などでよく見かけますネ。
『リフロー型』
固定レイアウト型とはちがい、読者さんが自分好みの読み方に、ある程度まではカスタマイズして読むことができるタイプの電子書籍です。
テキストメインの書籍や、情報系の電子書籍などで広く使用されているタイプですね。
紙の書籍、ペーパーバックは、ISBNのアリナシともに、20%とされています。
『ISBN』
「International Standard Book Number」の頭文字から成る略称です。
日本では「国際標準図書番号」と言われています。
このISBNは、全世界共通の標準規格番号です。
(詳細についてはコチラの記事を良かったら^^)
あなたは「ISBN」が無料配付してもらえることを、知っていますか?【電子書籍 ペーパーバック】 - 電子書籍をつくるブログ
このISBNの付与について、現在は発行不要のタイプの書籍があります。
それは『コンテンツの少ない本』。
LowContentBookです。
ノートやスケジュール帳など、書籍としての内容が無いもの。あるいは少ないものが対象になります。
『内容が少ない』とは言っても、
・全ページの内容が異なるもの
・繰り返し表現と判断してもらえないもの
などの場合には、いくら著者本人がLowContentBookの気分で出版申請したとしても、
もしも万が一、内容がスカスカだったとしても、
現時点ではISBN付与が必要な書籍とされています。
そんな感じで、今の所にはなりますが、『ISBNナシ』はLowContentBook、そうじゃないものは『アリ』という分類になっています。
変更可能表示範囲
電子書籍の固定レイアウト型は、5%~40%で設定可能。
5%刻みでの依頼です。
そして、ペーパーバックは、10%~80%(!)
かなりサービスできるんですね!笑
こちらは10%刻みです。
いすれもサポートセンターへの依頼となります。
読者さんが、損しないための一つの指標。
【電子書籍 リフロー型】
このタイプだけは、日本のマーケットプレイスにおいては、
変更依頼のサポート対象外です。
デフォルトの10%のままということですね。
ということは・・・
Unlimitedの契約をせずに、必要なときに書籍を購入するスタイルの読者さんや、
そもそも有料購入しか選択できない書籍を検討する際に、少し役に立つかもしれません。
「ページ数」
ではなく、
「内容に対する割合」
の表示という所が、ミソだよね!!
・・・と私は思っています。笑
『たっぷりなページ数なのに、不思議とアッサリ読み終わった・・・』
そんな経験、ありませんか?
プラットフォームで表示されている「ページ数」は、実際のKDPで算出されるページカウントとは異なります。
Amazonでは、あのページ数表示を、「外部ソース」によるものとしています。
私が今までに出版した書籍の原稿・実際のページカウント・あのページ数表示を比較してみて、思うことなのですが、
あのページ数は、提出原稿ファイルの、目次から次のページ以降のページ数が近いのかも?
と、考えています。
そこから、
・提出原稿の書式設定(大きさ)が小さい
・原稿の文字が大きい
・行間隔・文字間隔などが広い
・余白が多い
・文字数が少ない
このような内容の原稿の場合には、実際の読書体験との乖離が生じるかもしれない?
とか、
考えています。
そのため、
読み応えのある、文字数の多い書籍を購入したい際には、
『試し読み』は『10%』
ということも、指標の一つに加えることで
「うわー、スカスカだったー!」
「ハズレだー!!」
のリスク回避に、少し役立つかも?!
と思うワケなのです。
本当は、総文字数を表示して欲しい!
このように私は思っています。
せっかく購入する書籍なのだから、良い読書体験をしたいですネ^^
読んでいただき、ありがとうございました。
ではまた。
あっこでした。