電子書籍をつくるブログ

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あなたは、「はじめに」で「はじまらない」ことを、知っていましたか?

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あっこです。

 

『はじめに』でKENPCは『はじまらない』。

 

ご存じでしたか?

電子書籍の「はじめに」は、ページカウントには反映されないことを。

 

参考にしていただけることがあったら嬉しいです。

 

KENPのSRLは、エピソード1から始まる。

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前回は、電子書籍のページカウントは、Amazon独自のデフォルト設定に当てはめて算出する機能『KENPC』により、適正なカウントとロイヤリティの分配がされています、という記事でした。

e-book.accoacco.site

 

ここでお詫びがあります。

この記事は一部まちがえていました。

実際の電子書籍として読むときに、自分のイメージとはちがう仕上がりになってしまうのは、また別の機能のはたらきによるものでした。

記事の訂正をしました。

すみませんでした。

こんな感じですが、今後ともどうぞよろしくよろしくお願いします。

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改めまして、、

 

SRLの位置は、1ページ目とは限らない。

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電子書籍は、最初の1ページ目からカウントされているわけではない』

ということをご存じですか?

 

もしも電子書籍をkindleUnlimitedで出版している場合には、

AmazonのKENPC機能とあわせて、この『SRL』も大切な要素のひとつになります。

 

そもそも『SRL』って?

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『SRL』(Start Reading Location)という言葉は、Amazon独自の表現のようです。

日本語では、

 

「読み始め位置」

 

とされています。

 

一般的に多くの人が通常使用する言葉ではなさそうですネ。

 

おそらく、kindle出版をしている人でも、知らない人が多いかもしれません。

 

日常会話で使用すると、

 

「おーっ! あんた、ナカナカの通だねぇ!」

 

と、言われる場合もあるかもしれませんが、

 

「この人は何を言っているんだろう? 意味不明、、、」

 

と思われる可能性の方が、高そうでもありますよネ!笑

 

 

今日はこの『SRL』という言葉は重要ではありません。

 

「読み始め位置」

 

これが大切です。

 

 

『はじめに』では『はじまらない』

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本題のSRLの開始位置について、実はAmazonでは書籍の1ページ目からとは、していません。

 

著者さんが将来受け取るロイヤリティに大きく影響しかねない、そのSRLのはじまりはどこなのでしょうか?

 

 

KENPCのはじまりは第1章。

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Amazonでは、読者さんが読んだページとして認識・算出するKENPCに反映されるSRLについては、通常、「第1章」に設定している、としています。

 

要するに、

KENPにとっては、第1章が『エピソード1』。

 

クワイ・ガンとアナキンとの出会い。

 

 

ここがはじまりということなんですネ。

 

 

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エピソード0の注意点

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このような仕組みから、第1章の手前の『はじめに』や『もくじ』は、KENPカウントの対象ではなく、その前の、

 

『エピソード0の世界』

 

ということがわかりました。

 

エピソード0で注意すべき点と工夫できることについて、これらが考えられます。

 

長すぎる『はじめに』

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『はじめに』で、この書籍への熱い思いや、書籍で解決できること、共感を呼ぶようなメッセージ、、

 

とにかく、いろいろ伝えたくなりますよね。

 

しかし、ここで具体的に詳しく長く伝えても、そこはカウント外です。

もしも『はじめに』で読者さんが、

 

「解決したー! 良かったー!」

 

と、書籍を閉じた場合には、0カウントです。

エピソード1まで進むことができません。

 

まだアナキンがオビ・ワンの弟子になっていないというのに、終了してしまいます。

 

熱い思いは本文の中で爆発させるよう、エピソード0では、

 

「先を読みたい!」

 

と思ってもらうためにどうするか。

ということを検討する必要があります。

 

また、『はじめに』は、Amazonのプラットフォームでは、とても大切な役割を担ってもいます。

試し読みができるので、そこで、

 

「おもしろい! ダウンロードしよう!」

 

と、思ってもらえるための工夫。

これも検討する必要もあります。

 

長すぎる『はじめに』にしないことと、試し読みができる文章の冒頭の方で

中身を読んでもらうためのアピールをする!

 

これができたら、よりKENPが伸びる可能性が高まりますネ!

 

、、、とても、むずかしいですネ!笑

 

 

長すぎる『もくじ』

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実は、もくじにも工夫をほどこすことが可能です。

 

原稿制作の際に、『リンクあり』のもくじを選択しますが、そのもくじの文字は、編集することが可能です。

 

リンクテキストのみを編集して、本文の文章は変わらない。

 

そんなことも可能です。

 

 

「もくじ読んだら、内容全部わかったわー。」

 

 

と思われると、それもまた、エピソード1には進むことができません。

 

 

クワイ・ガンとダースモールとの死闘もはじまりません。

 

 

こちらの、もくじの工夫のほうが、すぐに取り組めそうな手法でもありますネ!

 

 

でも、読んでもらえないと意味ないYONE!

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いつもこうなりますよネ。w

マンネリ化。www

 

しかしながら、すでに出版済の書籍のテコ入れを検討している場合にも、とても有効な方法でもあります。

 

また、

 

「あんなに丁寧な『はじめに』なのに、どうしてKENPが少ないんだろう?」

 

と、不思議に思っていた人にとっては、少しスッキリもしますよね!

 

 

「エピソード1も読みたーい!」

 

 

そう思ってもらえる良い書籍をつくりたいですネ!

ガンバロー!!

 

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

 

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ではまた!

あっこでした。