電子書籍をつくるブログ

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許容の準備はOKですか?器の大きさも同時に試される。ペーパーバックの裁ち落とし AmazonKDP 電子書籍

 

電子書籍をブログに設置したい。

応援してます。

あっこです。

 

ペーパーバックは、裁ち落とし設定ができる。

 

AmazonKDPで出版できる紙の本、ペーパーバック。

この書籍は、「裁ち落とし」というものの設定もできます。

 

 

裁ち落とし

この世には、2種類の本があります。

それは、

「裁ち落としがあるのか、それ以外か。」。

 

Amazonで『裁ち落とし』設定をする際には、注意点があります。

 

 

裁ち落としのない本

こちらは通常の「ナシ」のページイメージです。

 

 

裁ち落としアリの本



このように、ワザと『見切れ』の状態にする方法です。

とてもオシャレで上級者な雰囲気を感じますね。

 

 

裁ち落としアリで本をつくりたい場合

 

裁ち落としをしてもらうためには、通常の「ナシ」のサイズよりも、広い範囲で印刷する必要があるので、裁ち落とし用に広げたサイズでの登録をする必要があります。

 

書籍の外側それぞれに3.2mmを寸法追加、内側にはページ数の厚みに応じた寸法を追加して、AmazonKDPの登録時は「裁ち落としアリ」を選択。

そうすると裁ち落としのある書籍として、印刷・製本してもらえます。

 

 

3.2mmを許容

この裁ち落としには、注意すべき点があります。

 

それは、Amazonでは、

 

製本で発生するかもしれない印刷のズレなどを、3.2mmまで許容する。

 

と、KDPのページで明記していることです。

 

裁ち落としのない書籍については、安全確保のマージン内に文字がかかっていると、出版申請の段階でエラーが出るなどして先に進めないので、コンテンツが守られていて安心です。

マージンは、この3.2mmで影響されない範囲で、エリアを確保・カバーしています。

 

 

3.2mmって、、

 

結構大きくないですか、、、、

 

と、Amazonのストライクゾーンの広さを、個人的には感じていますが、

そこは人それぞれですね。笑

 

ちなみに余談ですが、私が普段良く見る許容差は、JIS規格の寸法公差で、長さについては「普通公差(JIS B 0405)」の「m 中級」が多いです。

 

 

 

その規格の許容公差は、書籍に近い大きさのもので例えると、

 

『120mmを超え400mm以下 m等級』

 

の場合には、

 

公差は『±0.5mm』です。

 

 

・・・だから、どうしたというのだ、、、

 

という話かもしれませんが、

普段で置き換えたら、間違いなくユーザークレームレベルの数字。

 

3.2mm。

 

本当におどろきました。

 

そして自分の器の小ささも、少し感じました。笑

 

 

ギリギリは、印刷されないかもしれない可能性。

 

この3.2mmのエリアには、大切なことは、入れない方が安全ですね。

 

もしも、自分で出版したものを購入して

 

「良かった~! ギリギリだけどセーフだった!!」

 

と喜んでも、

 

受注の都度、印刷出版するオンデマンドスタイルのAmazonペーパーバック。

お客様に届いた本は、もしかしたらアウトしている恐れがあります。

 

ギリギリは攻めずに、裁ち落としエリアの近くはズレなどを想定して、

それを許容できるデザインなどにしておいた方が無難ですね。

 

 

しかしながら、裁ち落としのある印刷物は、本格的な感じがして、とてもカッコいいですね!

 

チャレンジしてみたくなりますネ^^♪

 

 

 

読んでいただき、ありがとうございました。

 

ではまた。

あっこでした。